どこを磨くのか

自分を磨くとは、自分にある素晴らしい何かを輝き出させること

17. どこを磨くのか
人はみんな立派になりたいと思っています。何のために立派になりたいのでしょうか。
立派になってお金を得て、いい家に住んで快適な生活をするためでしょうか。では既に金持ちになって、いい家に住んで、快適な生活をしている人はもうこれ以上立派になりたいと思ってはいないのでしょうか。
そんなことないですよね。なかには全財産を投げ出して社会貢献する人だっています。人はどこどこまでも立派になりたいのです。それは自分の心の奥深くからそうしたい欲求が突き上げてくるからです。
自分が少しでも立派なことをするとうれしくなりますし、反対に悪いことをすると苦しく惨めな気持になります。これは善きこと、立派なことをするのが人間の本性だからです。
人生を立派に生きて来た人と、ただ惰性で生きてきた人、あるいは自分勝手な生き方をしてきた人とは人生の充実感、達成感が違うのではないでしょうか。
立派になるというのは形ではありません。自分の人格や能力が磨かれることが立派になることだと言えるのではないでしょうか。
目に見える外の世界の立派さを追いかけている頃は、ひとつも人生の悦びや生きがいが感じられないものです。
ほんとうの立派な人たちは、卑しくつまらなく見えるような仕事を喜んでして、自分の心を磨かれています。自分を磨くとは真性の自分を引き出してくる、そこにあると思います。
立派になってお金を得て、いい家に住んで快適な生活をするためでしょうか。では既に金持ちになって、いい家に住んで、快適な生活をしている人はもうこれ以上立派になりたいと思ってはいないのでしょうか。
そんなことないですよね。なかには全財産を投げ出して社会貢献する人だっています。人はどこどこまでも立派になりたいのです。それは自分の心の奥深くからそうしたい欲求が突き上げてくるからです。
自分が少しでも立派なことをするとうれしくなりますし、反対に悪いことをすると苦しく惨めな気持になります。これは善きこと、立派なことをするのが人間の本性だからです。
人生を立派に生きて来た人と、ただ惰性で生きてきた人、あるいは自分勝手な生き方をしてきた人とは人生の充実感、達成感が違うのではないでしょうか。

目に見える外の世界の立派さを追いかけている頃は、ひとつも人生の悦びや生きがいが感じられないものです。
ほんとうの立派な人たちは、卑しくつまらなく見えるような仕事を喜んでして、自分の心を磨かれています。自分を磨くとは真性の自分を引き出してくる、そこにあると思います。
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公開日:
最終更新日:2014/04/14