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困難と不幸は違います

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ol01s

困難は、私たちが無意識的に創りだしている人生のカラクリ

lady

 8. 困難と不幸は違います

 困難と不幸は違います。私たちは困難と不幸を同じように受け止めていますけど、別けて考えるべきだと考えます。

 どこにボーダーラインを引くかは難しいのですが、ひとつひとつの起こってきた出来事を、よく吟味し見つめてみることがとても大切なことではないでしょうか。

 「自分の事業(あるいは所属する会社)が倒産した」。これは不幸ではありません。困難です。この困難を乗り越えて、いっそう成功したり、いっそう内的に成長したりすることが十分できます。

 「我が子が病などで死亡した」。これは不幸ですね。でも「我が子が障害者として生まれた」。これは不幸ではなく、困難です。

 この与えられた状況を懸命に生き抜くことで、通常に生きた人よりは強い家族の絆の悦びを得たり、内面的な発達を遂げたりしている人たちもいらっしゃいます。



 こう考えますと幸・不幸はその人がどう受け止め、どう対処してきたかで決まることも多々あるように思えます。

 不幸という言葉には自分の力では如何ともしがたい感じがして、気持が沈みこんでしまいますね。

 不幸という言葉を困難という言葉に置き換えて、それぞれの出来事に対処するほうが賢明のような気がします。


 今、高い山へ登る人たちが増えていると聞きますが、高い山に登るのは一種の困難ですね。だからこそ登られる。低い平地の丘に登ってもさほどに喜びは出ません。障害物競走だって何も無いところを走るより困難です。でも障害物がある方が楽しい。

 人生にも何故困難という障害物があるか、なんとなくわかりますね。何の変哲もない平坦な人生と、さまざまな障害物に対処しながら生きる人生。

 困難は私たちが無意識的に創りだしている人生のカラクリのような気がします。

 私たちに内在する大いなる力を引き出させるのは、この困難という局面です。私たちを経験とともに成長させてくれるのも困難に対処することなくして考えられません。

 竹はひと冬ごとに節を付けていると聞きます。厳しい冬という困難がなければ節のない弱い竹となり、あまり人の役には立たないでしょう。

 困難は私たちを鍛え、人生を力強く表現させてくれる。ここから避けようとする弱さが、実は人生の最大の敵でした。私が今になって知り得た自戒です。
 

小さな時間の大切さ

migakimokuji


公開日:
最終更新日:2014/04/13

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