とっておきの言葉

どんなに今失敗していても自分はまだまだこれからなのです

3. とっておきの言葉
人はいつまで経っても未熟です。いつも自分の力の無さ、いたらなさに不甲斐ない思いをいだいているものです。
そんな私が自己実現などについて何かを書こうというのですから、ずいぶんと気がひけます。でも未熟なりにも持っているものを表現してみようと思っています。
あの天才画人葛飾北斎が90歳で亡くなる前に「天、我をして五年の命を保たしめば真正の画工となるを得べし」・・自分にあと五年の命があれば本物の画家になるものを・・と言ったそうです。これが人なのですね。完成は永遠の先にある、こう思えば救われます。
天才でさえ「自分はまだまだだ」と言っているのですから、私たちが「自分はダメだ」と思うのもっともですね。実は自己実現にとってこの「自分はダメだ」と思ったりつぶやいたりするのが一番の障害であると思っています。
「自分はまだまだだ」と「自分はダメだ」という言葉は似ているようで大きく違います。表と裏ほどの違いです。「自分はまだまだだ」ということは、今のようではダメだからこれからまだ頑張るぞという気持が入っているのですが、「自分はダメだ」という言葉には悲観的否定的な気持を感じます。
教室の人たちの中には「私なんかダメです」と言われる方がたくさんいらっしゃいます。人は言葉の力で心に影響を受けています。「駄目」という悲観的な言葉の力で、心が沈んでしまいやすいのです。
あがりが治って悦びの人がいる反面、途中で止めてしまう人もかなりいらっしゃいます。注意深く観てみますと、その人の心構えにあることに気がつきます。「どうせ駄目だろう」と決めている方が挫折しているのです。
おかしなことにあがりを治したくて教室へいらっしゃるのに「どうせダメだろう」と始めから否定的なのです。これでは何をやっても自己実現は出来ません。
大切なのはいつのばあいでも「自分はこれからだ」と言葉の力で自分を鼓舞することではないでしょうか。
私などもさまざまな出来事に出会い意気消沈する時もあります。誰しもそうでしょう。でもその時のとっておきの言葉が「自分はまだまだこれからだ」という言葉です。どんなに今失敗していても自分はまだまだこれからなのです。いくつになってもまだまだこれからなのです。
そんな私が自己実現などについて何かを書こうというのですから、ずいぶんと気がひけます。でも未熟なりにも持っているものを表現してみようと思っています。
あの天才画人葛飾北斎が90歳で亡くなる前に「天、我をして五年の命を保たしめば真正の画工となるを得べし」・・自分にあと五年の命があれば本物の画家になるものを・・と言ったそうです。これが人なのですね。完成は永遠の先にある、こう思えば救われます。
天才でさえ「自分はまだまだだ」と言っているのですから、私たちが「自分はダメだ」と思うのもっともですね。実は自己実現にとってこの「自分はダメだ」と思ったりつぶやいたりするのが一番の障害であると思っています。
「自分はまだまだだ」と「自分はダメだ」という言葉は似ているようで大きく違います。表と裏ほどの違いです。「自分はまだまだだ」ということは、今のようではダメだからこれからまだ頑張るぞという気持が入っているのですが、「自分はダメだ」という言葉には悲観的否定的な気持を感じます。

あがりが治って悦びの人がいる反面、途中で止めてしまう人もかなりいらっしゃいます。注意深く観てみますと、その人の心構えにあることに気がつきます。「どうせ駄目だろう」と決めている方が挫折しているのです。
おかしなことにあがりを治したくて教室へいらっしゃるのに「どうせダメだろう」と始めから否定的なのです。これでは何をやっても自己実現は出来ません。
大切なのはいつのばあいでも「自分はこれからだ」と言葉の力で自分を鼓舞することではないでしょうか。
私などもさまざまな出来事に出会い意気消沈する時もあります。誰しもそうでしょう。でもその時のとっておきの言葉が「自分はまだまだこれからだ」という言葉です。どんなに今失敗していても自分はまだまだこれからなのです。いくつになってもまだまだこれからなのです。
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公開日:
最終更新日:2014/04/14