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人は自分を語ることで自分を知る

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ol01s

心は、自分の都合でさまざまな人生模様を創りだします

agrimodelk

 18. 人は自分を語ることで自分を知る

 人間は社会に住んでいるように見えますが、実のところは自分の心の中に住んでいます。

 トラウマを抱えて苦しい人生を過ごしている方は、トラウマが創りだしている心の世界に住んでいるから苦しいのです。

 以前、新聞の人生相談に「認知症の父を看病している時、父の預金から何がしかのお金を使ったことが、父亡き後とてもつらい。」という内容の相談が載っていたのですが、これなども人によっては忘れてしまっているほどの出来事なのに、この人は自分の罪の意識が創り出した心に縛られ、社会的には罪にも当てはまらないのに、心の世界で苦しんでいるのです。

 これが人生の一面です。心は自分の都合でさまざまな人生模様を創りだします。それは一種の幻想世界です。

 話し方教室のみなさんと接していますと、このことが実によくわかります。話し方に問題はなく、話もうまいのに当の本人は話し方が苦手でとてもつらいと思っている方がかなり多いのです。



 あがり症で苦しむ人もみなこの自分で創りだした幻想に縛られていると言えます。客観的に見た自分ではなく、自分の思い込みの世界にいて判断しているのです。

kyouti1 全ての人がこうした自分勝手に想い描いた幻想世界に住んでいる、あるいは人生模様を生きていると言っても過言ではないでしょう。

 自分を客観的に知るためには人間関係がとても大切です。人は自分を他の誰かに語ることで、自分を知るのです

 人に話して反射して帰ってくる反応で、直感的にその人の見た自分を知ることになります。より自分を知るためにはより多くの人に自分を語る必要があります。

 話す相手が親密な人ほどいいですね。本音が帰ってきますから。こうした意味でも親友が必要ですし、しっかり会話の出来る夫婦関係が大切です。

 人生は表現の世界です。心が何かに縛られていると狭い世界を生きることになります。自分を社会に映して心を広げるとそれだけ広い世界に住むことになります。

 自分に内在する高い能力の自分を認めれば、それだけ優れた人生を生きることになります
 

人生と話し方 3

人生について目次


公開日:
最終更新日:2014/04/13

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